せっかくの人生だもの。

ワシントンDCから帰国して早2年。大学院で人権、社会、女性問題について勉強してました。帰国後日本でOL中。人生ってなんだろうなぁ〜日々感じたことを書き記して生きたい。

あるある質問 where are you from の違和感

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先日、ウーバーを使ったときに、「Are you chinese?」と言われた。私含めて日本人6人で利用したんだけど、どうやら私達中国人に見えたらしい。

「ここらで日本人はあまり見ないから珍しいねえ」って、きっと悪気はなかったのは間違いないんだけれど、言葉に敏感な私は、こうゆうのねえ~って客観的に考えてました。(ちなみに運転手は韓国人でした)

 

いろんな人に聞くと、やっぱり中国韓国日本って顔で区別がつかないらしい。

私達がヨーロッパの人達を見てあまり区別できないのと同じで。

たまたま私達みんな日本人だったからいいけれど、これでもし私が日系アメリカ人だったら、もっと異様な感情になってたに違いないと思う。しかも Are you from China?じゃなくて Are you chinese?の方がチャイナに限らず、違和感。

 

前に半年間参加したインターナショナルな生徒とかインターナショナルな交流がしたいアメリカ人との週1回のTALKというプログラムに参加していた時に印象に残っているトピックをそのウーバーの中で思い出した。

それは、「外見から判断して、ましてやミックスな人種がありふれている今の時代にWhere are you from?と聞くのは失礼だ」ということ。

 

 

日本なんかではよく目にする。”外国人”がやっぱりまだレアな国だから皆興味津々に第一声にどこ出身なの?と聞く。だけど、それを会話の第一声にもってきては、不快に感じる人も多いと思う。

実際にそのクラスで聞いてみたら、日本で長年働いてた赤毛のアメリカ人が、日本の田舎で、「でもアメリカ人で赤毛でその肌の色って珍しいわねえ、本当はどこ出身なの?」とたびたび聞かれてうんざりしたらしい。アメリカ=金髪色白という固定観念がその人達には根付いていたからでしょう。そんなありふれたステレオタイプ、昔の話のようだけど、彼女もまだ若いので1,2年前とか最近の話。

 

興味本位で知りたいのはもちろん私にも分かるけれど、せめて会話の一発目に尋ねるのはよしたいところだよな…と思うウーバーでの帰路でした。