せっかくの人生だもの。

ワシントンDCから帰国して早2年。大学院で人権、社会、女性問題について勉強してました。帰国後日本でOL中。人生ってなんだろうなぁ〜日々感じたことを書き記して生きたい。

吹雪のTGIF

 

 

ワシントンDCからおはようございます。

 

今日は朝の9:45から大学生と一緒の授業。

(院生は基本夜の授業だけど今回だけ論外なんです)

 

 

今日は

 

☑朝ちょっぴり寝坊

☑わざわざUberで学校へ行ったのに授業がキャンセルされていた(先生が気管支炎)

☑しかし外は大量の、当たると痛いほどのひょう

☑学校のベーグル屋さんでいつものベーグルとコーヒーを買おうと思ったらいつも飲んでいるお気に入りのコーヒーがなかった

☑仕方なくふつうのコーヒーを買うも、おもいきりひっくり返した(誰にもかからなかったのが幸い)

 

とまあ、まだ10時半とかで、盛沢山の朝です。

 

(今日は少しついてなさそう)

 

SpotifyBeach Vibes を聞いて夏の訪れを待ち遠しく感じながら、情緒不安定のお空の雲行きを眺めてます。

 

中間テストも終わって、空いてる図書館が快適。

 

明日から1週間ほどの春休み。

もう既に春休みモードで実家に帰っている友達もたくさんいるけれど。

 

私は4月の授業の先取りのために春休みも図書館にお世話になりそうです…

 

では。私の朝の報告でした。

 

 

女であることは楽しいのだ

 

 

おはようございます。

 

 

大学院に合格してから3月3日で1年、授業が始まってから7か月ほどが過ぎました。

最初は息もできないような、溺れてしまいそうな毎日を送っていて、自分に余裕がなかったけれど、最近は毎朝しっかり日記を書く時間がとれるくらいには落ち着いてきました。

 

 

 

ジムに行ったり、日記を書いたり、疲れて絵を書いたり、お花を買いに行ったり、マニキュアを塗ってルンルンしたり、昨日は新しい香水が届いてそれはそれはもうわくわくキュンキュンしたり、最近女であることをもっと楽しもうと思う日々です。

 

 

もともとそんなフェミニンじゃないしどっちかというと、男っぽい方が好きだけど、この毎日の小さなキュンキュンって、忘れちゃいけないなあと。

 

 

 

例えば、アメリカではみんなレディファーストしてくれるけど、この前はバスに乗るときに、私のずっとずっと前から並んでいた中学生くらいの男の子がレディファーストしてくれて、素敵!と思う心とか、知らない人と目が合ってニコッてしたときのホッとした感じとか、サラッと流すんじゃなくて、少しだけこころに止めて幸せモーメントを感じることって大事だなあって感じているわけです。

 

 

 

実際に意識してから、毎日のハッピー度がぐんと上がった気がする。

要するに勝手な自意識過剰って効くんだってことです。()

 

 

 

素敵な紳士と駅で2分ほど話したとかね。

ウーバーの運転手がイケメンだったとかね。

こっちにも向こうにもなんの感情はなかったとしても、それは幸せと思えば、幸せなんです。() 女性ホルモンも出そうだし、一石二鳥ってことです。

 

 

 

そんな今日は、international women’s dayだそうで。

 

 

 

私はこうやって女であることを楽しめているつもりだけど、地球の裏側では、まだまだ女性に発言の権利がなかったり、伝統という名のもとで性行為を強要されたり、14歳やそこらで結婚、妊娠させられたり…平等には程遠い現実が存在しています。

 

 

 

つい先日はエマワトソンが少し胸を露出した写真を出したことで彼女が真のフェミニストじゃないと非難されて、誤解と困惑が生まれた話とかあったけど、

 

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彼女がそれに対して言ったことのように、女性は女性の選択で自由な人生を送るべきだし、それが世界全体に浸透するにはまだまだまだまだ時間がかかることだけど、どこの国でも女性が選択肢を与えられるときができるだけ早く訪れますように。この世界でもっと多くの女性の体が、人生が、価値あるものとして認められますように。

 

 

彼女の批判されたニュースは、気持ちのいいことではないけれど、international women’s dayの前日にこれが話題に上がったことはある意味よかったのでは。と思う。

 

 

Viva women.

 

                                                                                     

知性は色気

 

 

この間、クラスにゲストスピーカーが来た。

アゼルバイジャンからの人権弁護士。胸が少し空いた上品な真っ黒なドレスにグレーのカーディガンとを羽織っていて、短い爪と黒い髪、愛嬌のある笑顔が素敵な女性弁護士。

 

 

クラスの2時間半のうち、全部の時間を使って彼女はアゼルバイジャンの問題について自分の経験に基づいた話をたくさんしてくれたのだけど、

私がクラスの中で釘付けになったのには、(彼女の話ももちろんためになったのだけれど)彼女の話以上に彼女の色気。

 

 

2時間半ずーっと彼女を見つめて考えてました。

色気について。(授業を聞け)

 

 

色気とセクシーさって紙一重だと思ってたし、というか考えもしなかったけれど、20歳くらいから2つの明らかな違いを追及したくて、ずっと考えてる。笑

 

 

海外に来ると、というかアメリカにいるとせくしーな人ってたくさん、もう本当に、見飽きるほどたくさんいるんだけれど(特に大学敷地内で過ごすと)、なかなか色っぽい人を見ないなあと。

 

今はフェミニズムが旬な時代で、女性の体と価値とかの定義がよく取り上げられるけれど、やっぱりお尻とか胸が大きい人が比較的多くてまた露出度も高いアメリカで、この出し方違うだろ…と思うような少しお下品な格好の人を見ると、またもやこの定義について考える…っていうローテーション。

 

 

服装とか求める雰囲気とかって、個人の自由だし全然女性としておしゃれは楽しむべきだけど、そうすることで特に男性から求められる女性像が定着すると、しんどい…

 

 

日本はどっちかというと、昔からの着物の文化とかおしとやかでたおやかな女性像が根付いているからか、色っぽい国っていう印象があるけれど、アメリカにいると、その雰囲気が恋しくなる。

 

私の勝手な見解では、セクシーさは、肌を出してみたり強気な印象で、色気はゆったりした静かなイメージ。

 

きっと体の質とか体形の問題もあると思うけど。

 

そして知性はやはり色っぽい。

 

 

 

大忙しのアメリカ大国に戻りました。

 

間が空いてしまった、

 

こんにちは。

 

ついこの前まで凍り付く寒さの中、通学していたと思いきや、

最近は21度まで上がったり、梅の花を見かけたり、DCでも春の訪れを少しずつ感じられるようになってきました。

 

 

冬休みを日本でやや1か月チルして過ごして、そしてまた怒涛のアメリカ生活に戻って参りました。

 

まああああ、いろんなことがあったわけでこの2か月ほどで。

 

日本への飛行機をミスし、3日伸びたり、(まあその間にDCで初めて学校の心配をせずに友達と楽しむことができたので◎)

日本の生活はチルだとはいっても、初の鳥刺しで食中毒にかかり死ぬかと思ったり、(生の鶏はもう一生口にしません)

トランプがついにアメリカのトップになり、世界は180度変わったり。

 

 

毎朝起きてニュースをチェックすると、新たなニュースと懸念がタイムラインに埋め尽くされていて、もう朝から何度ため息をつく日々が続いたことか。

 

ストレスで気づいたら歯を食いしばってて歯痛に悩まされたり、家の真ん前での夜のデモで眠れなかったり笑

 

日本から帰ってきて、生活の差が激しいけど、でも日本ってやっぱり平和だな、、、とは言えない。平和だなちゃんちゃんで終わらせられない問題も山積みだし、最近平和の定義がわからない…笑 (考えすぎてしまう癖)

 

 

 

本当にここ数か月大きかったよねぇ

 

 

日本でもたれているアメリカのイメージとは全く違う超資本主義のアメリカの現実を目の当たりにして、さらに政権移行でいろんな人の心のうちを知って、まだ政権が変わってから1か月しかたたないというのに、まーーーだ1か月か!疲れたなー!という感じ。

 

こう考えたら、人生って本当何があるかわからないなぁ

 

一か月でこんなにも世界が変わるのかぁ(しみじみ)

 

暗い話は置いておいて、最近お天気なDCの春直前の学校の景色でも載せて私はまたリーディングに戻ります。笑

 

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天気がいいと、みんな笑顔で外でワイワイしたり座ってお話したり幸せそう♡

 

 

 

ただいま日本

 

 


長旅でした〜

 

 

 束の間の日本生活を楽しんでおります。

 


今回はシカゴ成田伊丹ではなく
トロント羽田伊丹ルートでした

 


いやとっても長かった

 


オールで朝の3時に家を出て
6
時のトロント行きの飛行機に乗り
食事が出たことにも気づかず爆睡

7:30ごろに着きそこから13:40まで待機

 

 


食欲もなく睡眠欲もなく(あっても空港なんかで寝られない)頭も使いたくないので映画も見たくなければ本も読みたくないし、なんもやることないと思ったけど、まぁ友達と連絡とってたらあっというまに過ぎましたね

 

 


トロント探検でもしたかったですけど
寒過ぎて無理

 

 

 

トロントから羽田までの飛行機は大体13時間
今回は、学校疲れが一気に襲ってきてかなり眠れました

日本時間に合わせて睡眠をとったらこころなしか、帰国後ましな気がしないでもない。

 

 

でも羽田ってバスに乗って国内線乗り継ぎしなきゃいけなのですね。

 知らなかった。

 

 

いやしかし、エアカナダましな方だと思ったけど、

羽田伊丹間のANAを経験したらやはり、ANA最高ですね

キレイだし、アナウンスも丁寧で、なんだか離着陸の時に最高にチルな曲が流れるの…

エアカナダ、今回映画も音楽も古いものばかりで、全然楽しくなかった

 

 

そしてやっぱりここは日本が世界一だと思ったのは

トイレ。(これは誰もが口をそろえて言うところだと思いますが)

 

羽田について、貸し切り状態のトイレで綺麗~って口に出してしまうほど。

 

もう比べものにはなりませぬな。

 

ごはんとか飲み物の量は少ないけど。()

 

やはり衛生面は日本が一番。

 

 

 

私がDCの院に通う理由

 

 

ファイナルが終了してカフェで一息ついてブログを書いてます。

 

 

本当に長い長い2週間だった。

 

 

毎朝起きては今日は何の科目をしようかどこまでエッセイを書こうかと考え、図書館にこもって気付けば夜の11時。

 

 

キリのいいところまでと思い結局2時。

そこからウーバーで家に帰りシャワーを浴びて死んだように寝て、また朝が来て、同じ日々の繰り返し。

 

 

 

最近は氷点下で本当に寒くて、

ウーバーの運転手さんと寒いね、なんて話しながら、

降り際には、きっとうまくいくよ、頑張ってね

なんて言葉だけで一日の苦労が報われた気がする日々。

 

 

 

同じ努力をしている大学生とか大学院生に囲まれながら、隣で聞こえる大きなため息を聞いて、「わかるよしんどいよね行き詰るよね」と心の中で彼らに同意して自分を奮起させるような、そんな日々。

 

 

 

が、終わった。

 

 

 

最初のセメスター、辛かったけど、悪くない期間だった。

いやだ勉強したくないって何回も言ったし、たぶん大学院を卒業したら、もうこんな生活には戻りたくないと思うだろうけど、こんなに勉強するのも人生でもうないんだろうなと思ったら、寂しい気もする。(たぶん今だけ)

 


 

 

ウーバーの運転手さんに毎回のように

何を勉強しているの?なんでアメリカの大学院に来ようと思ったの?

って聞かれるんだけど、

 

 

私がまず大学院に行こうと思った理由はいくつかあって

考え始めたのはカナダ留学の後半で、

カナダで、頑張る人達にもみくちゃにされながら勉強する楽しさを知って

日本の大学とは全然違う生徒の熱血さに圧倒されて、

私ももっとこんな風に本気で、しかも夢に向かって頑張る生徒に囲まれながら勉強したい

 

と思ったこと。

 

留学で、ある一定のコースを突破したので、UBCUniversity of British Colombia)の大学への入学許可証をもらって、そこでその特権を使って編入を(割と本気で)考えたんだけど、日本に帰って周りのおとなにきくと、みんなに口をそろえて「日本の4年制大学はしっかり最後まで卒業しなさい」と言われ、じゃあ卒業してから海外大学に行こう、でも、大学4年また通うのは長いしなぁ、2年の大学院でいいや、とそんなノリ。

 

 

私は将来の夢として考えてた国際機関での仕事を得るためにも、大概は修士号(マスター)がいるから、一石二鳥かな、と。

 

 

で、なんでアメリカかと言うと、アメリカはまだまだ人種差別とか大きな人権問題が存在することは知ってたから、実際に差別で苦しんでいる人たちが周りにいるほうが、人権を学ぶ上で良いかなと思い、自分も差別を受ける可能性があるアメリカをわざと選びました。

 

 

人権を学ぶには、人権を学ぶに適したところに身を置こうと。

 

 

んで、なんでDCなんだというと、首都なだけあって国際機関とか世界の大企業の拠点の都市で、ひととのコネクションを作るには最適だから。あちこちに有名人がいて、いろんな人のレクチャーがあらゆるところで開かれてて、勉強のモチベーションを維持するにももってこいだと思ったから。大企業狙いでここにいるわけではないけれど、やっぱり頭のいい人に囲まれると、学べることは多い。

もうすでにDCでしか会えない人にも場所にもたくさん出逢った。

 

 

いつも運転手さんに聞かれて、え、なんで自分ここにいるんだっけ

ってなっちゃうけど、ここにいる理由忘れちゃいかんなあ。

 

 

最後に、今日の夕焼け。

 

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泣いてもがいて、あっというまに過ぎた秋セメ。

 

 

今日で今学期の授業すべてが終わった。

 

最後の最後のクラスでプレゼンがあって、ペイパーに追われるはプレゼンの用意に追われるはで大変です。

しかも本来2人でするプレゼンで、参考文献12個を全部ひとりで読んで、パワーポイントにまとめるのは、かなり絶望的だった。

 

しかもまたそれをプレゼン1週間前とかに始める私もかなりバカ。

 

でも、無事に全部読んで、プレゼンも終了。

 

もとは15分から20分のプレゼンなのに、なんだかディスカッションも入ったりして、結局1時間。

なんかほとんど何を話したのか覚えてない。

 

出来は想像してたのよりもそんなによくなかったけど、ここは自分を褒めておこうと思う。

 

 

 

なんだか早かったなぁ。

あっというまに4か月が過ぎたなあ。

月曜火曜水曜にクラスがあって、週末も予習復習に追われ、気づけばまた月曜日...あ、もう水曜日..そんなこんなで時間の感覚もまともにないまま、過ぎた秋だった。

 

 

火曜の授業は最後まで授業についていけなくて、

昨日もまともにディスカッションができずに終わって、悔しかったしかなり落ち込んだ。

アメリカの歴史とか国際機関の役割を知ったうえでの授業だったから、特に世界史大嫌いで高校の時にすっぽかしてた私にとってはかなり苦だったな。

どう思う?って聞かれてまったく答えられない自分に嫌気がさしたし、アメリカ人のクラスの友達に「発言しないよね」なんて会う度に言われて、(あなたとは状況が違うんだよこっちは)とムカッとしながらも、その自分を特別扱いしてしまう自分にも情けなく感じて、むかついて、2回ぐらい泣いた。

 

トイレで涙ぽろぽろなんて、そんなドラマみたいなこと自分にはないだろうと思ったが、あった。(笑)

 

 

びっくりだよな、こんなに勉強に関してはポジティブで、ぱっぱらぱーで、どうにでもなるさ精神で乗り切ってきてこんなに落ち込むとは。

 

すぐケロッとするけど。(気持ちの切り替えは早い)

 

 

 

 

でも、悔しさがあるから、学ぼうとする気持ちもわくし、

そこで学べば、今まで知らなかったことが出てきて楽しくなる。

学べば学ぶほど、日本の闇を知ったりして辛いときもあるけど、その現実が存在するから、私ももっといい世界、日本をつくる一員になりたいっていうモチベーションにもなる。

 

 

本当にこのループ。

 

 

あ、この虐殺事件よく知らないから調べよう、この単語わからなかったな、って、週末はノートにまとめて、その知識がまた違うクラスで役に立つことも何回もあって、最初あんなにめそめそやっていたのも、最後にはもがきながらも楽しくやれたと思う。学ぶって本当に楽しい。

 

でも、世界には勉強したくてもできない子があふれるほどいるから、学べる機会にも感謝だな。

 

 

早かった。

 

 

そんなことをいって一息ついている場合ではないのだけれども。

私にはまだ、3つのペイパーが残ってる。

プレゼンよりなにより、ペイパー命。

軽く50枚。

 

 

頑張れー自分ー。